9月24日(日本時間)からのDバックスとの3連戦は、ドジャースにとって節目の出来事が次々と訪れたシリーズでした。
大谷翔平がメジャー通算100登板を果たし、佐々木朗希が負傷者リストから復帰登板。
そして第3戦では山本由伸が200奪三振を達成し、チームは4年連続23回目の地区優勝を決めました。
3試合を通じて、日本人選手が躍動し、ファンにとっても忘れられないカードとなりました。
🎯9月24日(日本時間)第1戦

先発:大谷翔平 vs ファット
📝大谷翔平、節目の100登板
この日は、ついにメジャー通算100登板という節目の試合になりました。
初回から落ち着いた投球で、1回・2回は三者凡退。
4回まで、ランナー出すも毎回三振を奪う好投で、61球 被安打2 奪三振8 与四死球0 と
見ていて安心できる投球でしたね。
2回表には、T.ヘルナンデスが25号ホームランで先制!大谷投手を援護します。
📝ロートベットの初ホームラン
6回表、大谷翔平が四球で出塁し、フリーマンも四球でつなぐと、再びT.ヘルナンデスがタイムリースリーベースを放ち3点リードに。
大谷投手は、今シーズン最長6イニングを投げきり、無失点の力投。
91球 被安打5 奪三振8 与四死球0
蒸し暑さの中で肩で息をしながらも、何としてでもチームに勝利を届けたいという強い気持ちが伝わってくる投球でした。
7回表には、ロートベットが今季初ホームランで4-0に。
スミス、ラッシングと捕手の故障が相次ぐ中で、トレードで加わった捕手がこうして活躍してくれるのは心強いです。
📝4点リードも、リリーフが崩れてサヨナラ負け
4-0とリードして「今日は勝てる」と思ったのも束の間、7回裏から継投したドレイヤーでしたが
バルガスのヒット、マッキャンのタイムリーツーベースで1点を返され4-1。
エンリケスに継投するも、代打デルカスティーヨが4号2ランホームランを放ち1点差に…
1点リードで迎えた9回裏、スコットが登板するも、バルガスに死球、タワに四球からマッキャンが送りバントを成功させると、バロッサの犠牲フライで同点に。
続くペルドモがタイムリーを放ち、サヨナラ負け。
大谷投手の100登板目を勝利で飾れなかったのは残念…
Dバックスもワイルドカード最後の枠を熾烈に争っている意地を見せつけ、何点リードしても安心できない気分になった試合でした。
🎯9月25日(日本時間)第2戦

先発:スネル vs R.ネルソン
📝大谷翔平の三塁打から先制点
何としても、このカード勝ち越したい第2戦。
初回、先頭バッター大谷翔平がホームランかと思うような当たりでスリーベースヒット!
これがシーズン9本目のスリーベースで、キャリアハイを更新しました。
続くベッツの犠牲フライで先制点。理想的な得点で幸先良いスタートに!
しかし、Dバックスも先頭バッターのマルテがツーベースで出塁するとキャロルが四球で1アウト1.3塁。
ここで、モレノが犠牲フライで同点に追いつきます。
📝パヘスのホームランと佐々木朗希の復帰
同点のまま迎えた、4回表エドマンがヒットで出塁するとパヘスが26号2ランホームランを放ち3-1に。
スネルは、毎回ランナーを出しながらも、
6回まで95球 被安打5 奪三振5 与四死球1と、粘り強いピッチングで1失点に抑えました。
リードを広げたところで、7回裏いよいよ佐々木投手がマウンドに。
この日負傷者リストから復帰しての登板は、1イニングを2奪三振でパーフェクトに抑えます。
投げ終わった後に笑顔も見られました。
久しぶりに佐々木投手が復活した姿、本当にうれしかったです。
📝延長11回エドマンが勝ち越し打を
8回表に、T.ヘルナンデスのタイムリーで1点を追加し4-1とリードを広げます。
しかし、8回裏から継投したベシアが、1アウトからマルテのヒット、ペルドモが四球、キャロルのタイムリーツーベースで1点を返され、エンリケスへ継投。
さらに、モレノがタイムリーで4-3、代打デルカスティーヨが犠牲フライで同点に追いつきます。
それでも9回裏にはカーショーが、2019年以来4試合目のリリーフ登板し、三者凡退で抑える意地の投球。
延長戦に入った11回表、エドマンがタイムリーを放ち、勝ち越しに成功しました。
最後はロブレスキがきっちり抑えて試合終了。
ハラハラの連続でしたが、延長を制して勝利!
佐々木投手の復帰登板やカーショーのリリーフと、見どころの多い一戦でした。
🎯9月26日(日本時間)第3戦

先発:山本由伸 vs ビークス
📝打線が序盤から大量援護
今日勝てば、地区優勝が決まる第3戦。
2回表に打線が一気に爆発。
フリーマンの22号ホームランで先制すると、続くパヘスが2試合連続の27号ホームランを放ち、早くも2点リードします。
さらにK.ヘルナンデスのヒットやラッシングの出塁で満塁の場面を作ると、最後はベッツがタイムリーツーベースを放って追加点。
序盤から4点を奪い、山本投手に心強い援護となりました。
4回表にも勢いは止まらず、K.ヘルナンデスのツーベースから、大谷翔平がレギュラーシーズン最多タイの54号2ランホームランを放ち、リードはさらに広がります。
さらに、フリーマンが2打席連続の23号2ランホームランを放ち、この回だけで4点を追加。
合計8点の大量リードで、試合の主導権をしっかり握りました。
📝山本由伸、無失点で200奪三振に到達
大量援護を受けた山本投手は、大きな崩れはなく要所をしっかり抑える投球で、6回を投げ終えた時点で無失点、シーズン200奪三振に到達。
ここまで94球 被安打4 奪三振7 与四死球2 と安定感ある内容で、チームにとっても頼もしいピッチングを披露しました。
📝リリーフ陣がつなぎ、完封勝利で地区優勝!!
7回からは、スコット、クライン、最後はバンダとつなぐ無失点リレーで8-0の完封勝利。
大量得点と先発の好投がかみ合い、チーム全体でつかんだ白星でした。
この勝利で、ドジャースは4年連続23回目の地区優勝を決定!
山本投手にとっては、今季12勝目となり、200奪三振という節目の記録も達成。
日本人投手がチームの中心としてここまでの成績を残していることに、ただただ頼もしさを感じた試合でした。
大谷翔平の成績 VS Dバックス戦
打席:9/24 ①ニゴロ②三飛④四球④三振
9/25 ①右3②三振③中飛④一併打⑤三振
9/26 ①中飛②三振③右中本④ニゴロ⑤中飛
→ 29試合連続出塁継続中。シーズン最多タイの54号も放って地区勝利にも貢献。
残り3試合で自己最多55号が見たいですね。
投球:9/24 6回 91球 被安打5 奪三振8 与四死球0 失点0
→ 今季最多の6回を投げきり無失点。8奪三振とギアを更に上げてきてますね。
ポストシーズンに向けて調整も進んでいるようで、益々楽しみになっています。
次の登板も楽しみに待ちましょう!
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