ドジャースに入団してから2024年の1年はリハビリに専念の為投手としての出場機会はありませんでした。
いよいよ、2025年は本格的に投手復帰します!
この記事では、日本時間を基準にした全登板成績を一覧にまとめ、球数・被安打・奪三振・与四死球・失点まで詳細に記録。1試合ごとのピッチング内容が一目で分かる表形式でご紹介します。
📊 大谷翔平 全登板成績(日本時間)★
| 日付 | 対戦 | 回 | 球数 | 被安打 | 奪三振 | 与四死球 | 失点 | 勝敗 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 6/17 | パドレス | 1回 | 28球 | 2 | 0 | 0 | 1 | - |
| 6/23 | ナショナルズ | 1回 | 18球 | 0 | 2 | 0 | 0 | - |
| 6/29 | ロイヤルズ | 2回 | 27球 | 1 | 1 | 1 | 0 | - |
| 7/6 | アストロズ | 2回 | 31球 | 1 | 3 | 0 | 0 | - |
| 7/13 | ジャイアンツ | 3回 | 36球 | 1 | 4 | 1 | 0 | - |
| 7/22 | ツインズ | 3回 | 46球 | 4 | 3 | 1 | 1 | - |
| 7/31 | レッズ | 3回0/3 | 51球 | 5 | 4 | 2 | 2 | - |
| 8/7 | カージナルス | 4回 | 54球 | 2 | 8 | 0 | 1 | - |
| 8/14 | エンゼルス | 4回1/3 | 80球 | 5 | 7 | 0 | 1 | - |
| 8/21 | ロッキーズ | 4回 | 66球 | 9 | 3 | 0 | 5 | ● |
| 8/28 | レッズ | 5回 | 87球 | 2 | 9 | 2 | 1 | ○ |
| 9/6 | オリオールズ | 3回2/3 | 70球 | 3 | 5 | 1 | 0 | – |
| 9/17 | フィリーズ | 5回 | 68球 | 0 | 5 | 1 | 0 | – |
| 9/24 | Dバックス | 6回 | 91球 | 5 | 8 | 0 | 0 | – |
| 日付 | 対戦 | 回 | 球数 | 被安打 | 奪三振 | 与四死球 | 失点 | 勝敗 |
| 登板数 | 投球回 | 勝敗 | 防御率 | 奪三振 | |
|---|---|---|---|---|---|
| レギュラーシーズン | 14 | 47回 | 1-1 | 2.87 | 62 |
順調な調整:164キロも!(6月29日)
ライブBPで調整していくよりも、実戦形式の方が疲れも取りやすいと答えていた大谷投手。
1回、1回、2回と少しずつイニングを増やして調整していますね。
2025年6月29日(日本時間)の登板では164キロの球速も出しているので
とにかく怪我せず無理せず進めていってほしいです。
アストロズ戦では三者連続三振も(7月6日)
2025年7月6日(日本時間)現在ア・リーグ西地区1位のアストロズ相手に
相手に1安打を許したものの、2回は3者連続空振り三振に!
ツインズ戦で投打二刀流で活躍(7月22日)
2025年7月22日(日本時間)は、今季6試合目の登板。1回先頭バッターのバクストンに本塁打を許しましたが、すぐさま自身のバットで試合をひっくり返します。
2回と3回は走者を許しながらも無失点で切り抜け、メイにバトンタッチ。
後半戦3連敗を投打の活躍で勝利に繋げました!
レッズ戦、臀筋けいれんで降板(7月31日)
2025年7月31日(日本時間)今季最長の4回裏、先頭バッターにヒットを許した後、2球連続で暴投になるなど制球が乱れ、ノーアウト1.3塁で降板。
大谷選手は試合後、「右の臀筋のけいれんだった」と詳しく説明しました。
「昨日、今日と体調が少し良くない。脱水気味だった」と話し、初回からけいれんを感じながらも何とか3回を投げ続けたものの、最後は難しくなったと振り返りました。
明日は休養日。まだ長い後半戦、体調を整えた後に同じスケジュールで投げられることを期待しています。
カージナルス戦、今季最長イニング最高投球数で8奪三振(8月7日)
2025年8月7日(日本時間)、前回登板は右臀部けいれんの為緊急降板しましたが、完全復活ですね。
4イニングを投げ切って8奪三振、与四死球もゼロ!
4回は三者三振に打ち取るなど素晴らしいピッチングでした。2回に1失点するも自ら39号の逆転ホームランも放ち投打に活躍した試合でした。
エンゼルス戦、最長投球数投げるも4失点(8月14日)
2025年8月14日(日本時間)、古巣のエンゼルス戦に先発。
トラウトとの久々の対決は、WBCを思い出させるシーンでした。
アイコンタクトで始まった打席は、2打席連続で三振に打ち取り大谷投手に軍配が。
5回途中まで粘りましたが、惜しくもドジャース移籍後初勝利はおあずけとなりました。
👇101マイル(およそ162.5キロ)
ロッキーズ戦、4回5失点で今季初黒星。右足に打球が直撃(8月21日)
2025年8月21日(日本時間)メジャー通算1000試合目に二刀流で登板した大谷投手。
今シーズン10度目の登板は、4回 66球 9安打 3奪三振 5失点と、ロッキーズ打線に打ち込まれ初黒星を喫しました。
4回には、アルシアの打球が右足太ももに直撃。その後も投球は続けましたが4回で降板しています。
試合後、
「前のデッドボールの時と同じような場所でしたけど。今の段階では大丈夫じゃないかなと思っています。しっかりケアをして、通常の状態に早く戻れるように努めたいと思います」と語っています。
明日は休養日なので、身体の状態を見ながら8月23日(日本時間)の出場を待っています。
レッズ戦、749日ぶりの白星(8月28日)
2025年8月28日(日本時間)今季11試合目の登板は、立ち上がりにヒットや四球でランナーを背負う場面もありましたが、要所で三振を奪ってピンチをしのぎました。
3回にソロホームランで1点は失ったものの、被安打2、奪三振9と圧巻の内容で、投手復帰後最長となる5回を投げきっています。
試合後、ロバーツ監督は
「実はあと一人抑えられなかったら、球数の関係で勝ち投手の権利を得られなかった」と明かしました。
序盤に球数が多くなったことで、この日のリミットは90球前後に設定されていたとのこと。
大谷投手は87球で5回を投げきり、749日ぶりの白星を手にしました。
オリオールズ戦、急遽二刀流で登板(9月6日)
2025年9月6日(日本時間)、グラスノーが背中の張りを訴え登板回避となり、その代わりに急きょマウンドに立った大谷投手。
3回を無失点で切り抜け、4回もノーアウト三塁のピンチから2者連続三振を奪ったところで降板。
試合後の取材では「もう1人行きたかったですね」と話しており、まだ投げ足りない様子にも見えましたね。
一方、ロバーツ監督は「4回60球を想定していた。急な登板だったので無理はさせなかった」と説明しています。
フィリーズ戦、5回ノーヒットも勝利ならず(9月17日)
大谷投手は、5回をノーヒットに抑える圧巻の投球を披露し、4-0とリードしてマウンドを降りました。
しかし直後の6回に、リリーフ陣のロブレスキとエンリケスが打者10人にホームラン2本含む6安打の6失点…数分のうちに試合は逆転され、勝利投手も消えてしまい…
この日、初回にシュワーバーを空振り三振に打ち取って50奪三振、8回裏には50号ホームランとメジャー史上初の1シーズン50ホームラン&50奪三振の記録を達成しています。
Dバックス戦、8奪三振無失点も勝利つかず(9月24日)
復帰後最長となる6回をしっかり投げ切り、8つの三振を奪って5安打無失点。球数もリハビリ明けでは最多の91球と、本当に力投を見せてくれました。
素晴らしいピッチングだっただけに、4点リードを守れずリリーフ陣が逆転負けしてしまったのは残念でなりません。
大谷翔平:ポストシーズン全登板(日本時間)★★
| 日付 | 対戦 | 回 | 球数 | 被安打 | 奪三振 | 与四死球 | 失点 | 勝敗 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10/5 | フィリーズ | 6回 | 89球 | 3 | 9 | 2 | 3 | ○ |
| 10/18 | ブリュワーズ | 6回0/3 | 100球 | 2 | 10 | 3 | 0 | ○ |
| 10/29 | ブルージェイズ | 6回0/3 | 93球 | 6 | 6 | 1 | 4 | ● |
| 11/2 | ブルージェイズ | 2回1/3 | 51球 | 5 | 3 | 2 | 3 | – |
| 登板数 | 投球回 | 勝敗 | 防御率 | 奪三振 | |
|---|---|---|---|---|---|
| ポストシーズン | 4 | 20回1/3 | 2-1 | 4.43 | 28 |
DS vs フィリーズ 第1戦:(10/5)
DH制導入後のポストシーズンで、投打二刀流での出場は史上初!
2回に、四球からヒット2本で3点を失うも、3回4回と三者凡退。
5回に1アウト1.2塁のピンチにも、シュワーバーを三振に打ち取り得点を許さないピッチングでガッツポーズを決めました。
T.ヘルナンデスの逆転スリーランもあり、勝利投手になっています。
LCS vs ブリュワーズ 第4戦:(10/18)
ポストシーズン2度目の登板は、レギュラーシーズンで6戦6敗のブリュワーズ。
しかし、この試合までチームは3連勝中。王手をかけて迎えた第4戦でした。
初回、先頭打者チュラングに四球を与えるも、その後は三者連続三振。
ヒットはチョウリオのツーベース1本のみで、6回まで無失点の好投を続けます。
7回もマウンドに上がり、シーズン最長イニングに挑みましたが、
先頭のイエリチに四球、続くコントレラスにヒットを許し、ノーアウト1.2塁の場面で100球に到達。
ここで降板となりました。
この日は打者としても3本のホームランを放ち、4連勝でスイープ。
ポストシーズン2勝目をマークしました。
MLB公式によると、「1試合で3本塁打・10奪三振」 を同時に記録したのは史上初。
まさに大谷選手にしかできない、歴史に残る1日となりました。
WS vs ブルージェイズ 第4戦:(10/29)
前日の第3戦を6時間39分の激闘の末、勝利したドジャース。
先発の大谷投手は、1点リードした3回表に、ゲレロJr.に2ランホームランを打たれ逆転されます。
以降、6回まで無失点ピッチングを続けましたが、7回表2者連続ヒットを許しノーアウト2.3塁となったところで降板となりました。
この後の継投で4失点。チームは2-6で敗れ、シリーズは再び振り出しに。
昨日の疲れも残る中の力投でしたが、援護に恵まれず黒星を喫しています。
WS vs ブルージェイズ 第7戦:(11/2)
前日の試合後、ロバーツ監督はブルペン陣を含めた12人全員を「起用可能」と明言していました。
最終戦の先発は、第3戦から中3日での登板となった大谷投手が、オープナーとしてマウンドに。
2回裏には、2アウト満塁のピンチを迎えながらも、後続を打ち取り無失点で切り抜けます。
しかし3回裏、先頭のスプリンガーにヒットを許すと、送りバントとワイルドピッチで1アウト2塁のピンチに。
続くゲレロJr.を申告敬遠で歩かせると、1アウト1.3塁としたところで、4番ビシェットに3ランホームランを浴び、ここで降板となりました。
初回から制球に苦しんでいた様子で、3ランを打たれた後、珍しくマウンド上で両手を両ひざについて、うなだれる姿を見せました。
この後、ロブレスキー、グラスノー、シーハン、スネル、山本由伸と継投。
粘り強いリレーでリードを守り抜き、大接戦の末にチームは勝利!
ドジャースはついにワールドチャンピオン2連覇を果たしました。
大谷翔平投手の次回登板予定日
ブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)が始まりました。
ロバーツ監督は、第5戦前に「第6戦、第7戦を見据えると、チーム全員が力を出し切る必要がある」と語り、
そのうえで「もし(大谷選手が)登板可能な状態であれば、リリーフとしての起用も選択肢の一つになる」とコメントしました。
2勝3敗で迎える第6戦、11月1日(日本時間)負けられない試合に総力戦で立ち向かうドジャースに注目しましょう。
※登板予定は直前で変更される場合があります。この記事の情報は10月30日(日本時間)時点のものです。
最新情報はMLB公式サイトなどでご確認ください。
6月の復帰過程まとめ(参考)
5月26日:1回目ライブBP実施
6月1日:2回目ライブBP実施
6月11日:3回目ライブBP実施
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