2025年山本由伸 全登板成績一覧

ドジャースと契約してメジャー2年目の山本由伸投手。

この記事では、日本時間を基準にした全登板成績を一覧にまとめ、球数・被安打・奪三振・与四死球・失点まで詳細に記録。1試合ごとのピッチング内容が一目で分かる表形式でご紹介します。

📊 山本由伸 全登板成績(日本時間)★

30試合登板 12勝8敗  9月26日(日本時間)現在 

                             
日付対戦球数被安打奪三振与四死球失点勝敗
3/18カブス5回72球3411
3/29タイガース5回91球51022
4/5フィリーズ6回97球3531
4/12カブス6回103球2910
4/19レンジャーズ7回102球51000
4/26パイレーツ5回94球5543
5/3ブレーブス6回91球1620
5/9Dバックス5回88球6425
5/15アスレチックス6回88球4623
5/21Dバックス7回110球1920
5/27ガーディアンズ6回88球3722
6/2ヤンキース3回2/396球7234
6/8カージナルス6回94球4930
6/14ジャイアンツ4回2/3102球6455
6/20パドレス6回1/3100球7503
6/26ロッキーズ5回56球1610
7/2Wソックス7回98球3811
7/8ブリュワーズ2/341球4025
7/14ジャイアンツ7回91球3720
7/23ツインズ5回101球6813
7/29レッズ7回101球4921
8/4レイズ5回2/388球5600
8/12エンゼルス4回2/399球6666
8/19エンゼルス7回103球4623
8/25パドレス6回92球4622
9/1Dバックス7回98球41001
9/7オリオールズ8回2/3112球11021
9/13ジャイアンツ7回91球11011
9/19ジャイアンツ5回1/3108球1760
9/26Dバックス6回94球4720
日付対戦球数被安打奪三振与四死球失点勝敗
登板数投球回勝敗防御率奪三振
レギュラーシーズン30173回2/312-82.49201

印象に残った登板

4月19日 vs レンジャーズ

当時のア・リーグ西地区首位のレンジャーズ打線を7回102球
10奪三振もですが、与四死球0が素晴らしい!ナイスピッチングでチームの勝利3-0に大貢献でした。

6月8日 vs カージナルス

WBCで共に戦ったヌートバー選手の所属するカージナルスとの第2戦
6回まで9奪三振、無失点の好投でしたが、打線の援護なくサヨナラ負け…
勝利投手にしてあげて欲しかったと感じた試合でした。

7月8日 vs ブリュワーズ

メジャー最短となる2/3回5失点で7敗目を喫しました。
1回2アウト2・3塁から、移籍後初打席のボーンにスリーランを浴び、その後も安打・四球・ベッツの送球エラーも重なり早々の降板となってしまいました。

7月29日 vs レッズ

立ち上がりの初回に1点を失ったものの、4回から7回までの間、走者は四球の1人のみ!
圧巻のピッチングで9勝目を挙げました。

8月12日 vs エンゼルス

初回先頭バッターのネトにホームランを浴びるなど2点を失ったあと、5回にはノーアウト満塁からトラウトの2点タイムリーもあり4失点。5回途中での降板となりました。

8月25日 vs パドレス

今季のレギュラーシーズン最後のパドレスとの3連戦は、6回 4安打2失点の好投で11勝目を挙げました。

この日のキャッチャーはラッシング。
2人が組んだ今季の4試合の内、3試合で6回以上を投げ4試合で3失点以下に抑えています。

チームにとって心強いバッテリーになりつつある印象ですね。これからも「山本×ラッシング」のコンビが増えていくのか注目です!

9月1日 vs Dバックス

7回まで、3点のリードを保ったまま10奪三振、与四死球0と圧巻のピッチングを見せて降板しましたが、8回に継投したスネルが3ランを浴びて勝利投手が消えてしまいました。

9回裏に、スミスがサヨナラホームランを放ちチームは勝利。勝ち星はつきませんでしたが素晴らしい投球!頼れるエース、9月末まで投げきってほしいですね。

9月7日 vs オリオールズ

3-0のまま、9回2アウトまでノーヒットノーラン!の素晴らしいピッチングでした。

あと1人のところで、ホリデーに17号ホームランを浴びて降板。

これだけでは終わらず、継投したトライネン、スコットが2アウトからまさかのサヨナラ負け…
勝ち投手の権利も消滅し、チームは2試合連続のサヨナラ負けを喫した試合となってしまいました。

9月13日 vs ジャイアンツ

初回はエラーが絡み失点しましたが、2回以降は圧巻のピッチングで7回までパーフェクトを継続。3試合連続で7回以上・10奪三振を記録し、これは2017年のカーショー以来の快挙です!

今季28登板で11勝8敗、防御率2.66、被打率.186はメジャー単独トップに立っています。

この快投で、3試合とも白星ならずが残念で仕方ありません。

何としても投打で繋いで、山本投手に白星をあげてほしいです。

9月26日 vs Dバックス戦

4年連続の地区優勝へマジック「1」で迎えたダイヤモンドバックス戦。

6回無失点の好投で、今季12勝目を挙げ、シーズン200奪三振にも到達しました。

チームはこの勝利で地区優勝を決め、日本人投手として史上7人目となる快挙も達成と、記念すべき一戦となりました。

チームでは2021年ビューラー以来の200奪三振投手となっています。

山本由伸:ポストシーズン全登板(日本時間)★★

 
日付 対戦 球数 被安打 奪三振 与四死球 失点 勝敗
10/2 レッズ 6回2/3 113球 4 9 3 2
10/9 フィリーズ 4回0/3 67球 6 2 1 3
10/15 ブリュワーズ 9回 111球 3 7 1 1
10/26 ブルージェイズ 9回 105球 4 8 1 1
11/1 ブルージェイズ 6回 96球 5 6 1 1
11/2 ブルージェイズ 2回2/3 34球 1 1 2 0
登板数投球回勝敗防御率奪三振
ポストシーズン637回1/35-11.4533

WSvs レッズ 第2戦(10/2)

初回2アウト1塁から、ヘイズの打球をT.ヘルナンデスがまさかの落球。
そこから、2アウト2.3塁のピンチとなり2失点を許す立ち上がりとなりました。

しかし、そこからしっかり立て直して6回まで9奪三振!
メジャー移籍後最多の113球も、「まだ余力があったので、もう1イニングいけると言いました」と語っています。

チームも勝利し、ディビジョンシリーズ一番乗りに大きく貢献してくれました。

DS vs フィリーズ 第3戦(10/9)

3回まではノーヒットピッチングと好投していた山本投手。
1点リードで迎えた4回表、先頭バッターのシュワーバーにホームランを浴びて同点に追いつかれると、その後もヒットと送球エラーも絡んで更に2点を失います。

5回に、2者連続のヒットを許したところで降板。
8月19日のロッキーズ戦以来7試合ぶりの3失点となりました。

試合後、「全体的にそんなに悪くなかった」と語った山本投手。
次の登板では、きっと修正してくれるはずです。
楽しみに待っています。

*チームは第4戦(10月10日)に勝利し、リーグチャンピオンシップシリーズ進出を決定。

LCS vs ブリュワーズ 第2戦(10/15)

ブリュワーズの本拠地で迎えた第2戦に先発した山本投手が、日本人として初めてポストシーズンでの完投勝利を挙げました。

初回、先頭打者のチョウリオに初球をホームランされる立ち上がりでしたが、その後は見事に立て直します。
ランナーを出しても得点を許さず、2塁を踏ませない安定感のあるピッチングを披露。

最終的に111球で9回を投げ切り1失点
チームはこれで2連勝して、ドジャー・スタジアムでの第3戦に挑みます。

なお、ポストシーズンでの完投は2017年以来8年ぶり、さらにナ・リーグ優勝決定シリーズでは2003年以来となる22年ぶりの快挙です。

WS vs ブルージェイズ 第2戦(10/26)

山本投手が、2試合連続の完投勝利を挙げました。

3回、スプリンガーに死球、ゲレロJr.のヒットで1アウト1.3塁からカークの犠牲フライで1点を失うも、以降9回まで三者凡退のパーフェクトピッチングで完投勝利!

ブルージェイズ打線を完全に封じ込めましたね。

ドジャースの選手がWSで完投したのは、1988年のO.ハーシュハイザー以来37年ぶりの快挙。

試合後のインタビューでは、「素晴らしかったと思う。しっかり準備できたのと、トレーナーさんらの支えがあった。一ついいプレーができたので良かったと思う」と語っています。

WS vs ブルージェイズ 第6戦(11/1)

2勝3敗で、ブルージェイズに王手をかけられた第6戦に先発した山本投手。

3回表に3点の援護をもらったその裏、スプリンガーにタイムリを打たれ1点を失います。
しかし、大きく崩れることはなく、6回を1失点に抑える粘投を見せてくれました。

チームは、2点リードを守り切って3勝3敗のタイに戻して、逆王手をかけています。

WS vs ブルージェイズ 第7戦(11/2)

前日の第6戦に先発した山本投手が、3勝3敗のタイで迎えた第7戦に、9回裏1アウト1.2塁の場面で登板しました。

4-4で迎えた9回裏、スネルが1アウト1.2塁のピンチで降板。
山本投手は、カークに死球を与え、1アウト満塁にするも後続を打ち取り切り抜けます。

11回表に、スミスが勝ち越しホームランを放った後の11回裏、1アウト1.3塁のピンチもダブルプレーに打ち取って試合終了!

5-4で勝利し、ドジャースはワールドシリーズ連覇を果たしました。

前日登板の疲れや、大きなプレッシャーの中での見事なピッチングで、WS3勝を挙げた山本投手。
文句なしのワールドシリーズMVPも獲得しています。

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