ロッキーズとの3連戦は、投手陣の安定したピッチングと、要所で繋がった打線がかみ合った理想的な展開となりました。
初戦はグラスノーがノーヒットピッチングで流れをつくり、2戦目はシーハンが力強い投球を披露!
そして3戦目はスネルが圧巻の投球でチームを完封勝利に導きました。
打線もベッツやフリーマンを中心に爆発し、大谷選手も連続出塁で存在感を発揮、3連勝で勢いを保ち、首位をしっかりキープするシリーズとなりました。
🎯9月9日(日本時間)第1戦

先発:グラスノー vs ドーランダー
ドジャー・スタジアム 観客48,433人
📝グラスノー、序盤から圧巻の奪三振ショー
ドジャース先発グラスノーは、立ち上がりから圧倒的なピッチングを見せ、初回は三者連続三振!
2回表に、先頭バッターのベックが四球から盗塁でノーアウト2塁、トーバーのライトフライで三塁進塁すると、ファーマーの犠牲フライで先制されます。
3回裏に、ドジャースもキムヘソンが四球から盗塁、パヘスのニゴロの間に3塁へ。
ロートベット死球で1アウト1.3塁とロッキーズと同じようなチャンスに、後続繋がらず・・・
少し不安が残る序盤となりました。
📝ようやく掴んだ反撃の一打
1点をリードされたまま、両チームノーヒットで中々チャンスをつかめないドジャース。
しかし6回裏、ロートベットの四球、大谷も四球でフリーマンがタイムリーを放ち同点に!
続く7回には、パヘスが死球で出塁すると大谷翔平のがツーベースでチャンスを広げ、ベッツのタイムリーで逆転に成功!
ここでスタジアムの空気が一気に変わりました。
📝グラスノー11奪三振の快投で勝利!!
グラスノーは7回を投げ切り、なんと被安打ゼロ、11奪三振の快投。
唯一許した1点も犠牲フライによるもので、「ノーヒット・ワンラン」の完璧に近い内容でした。
8回からは、トライネンが三者凡退に抑え、9回はスコットが先頭バッターのリッターに、ツーベースを打たれて少しヒヤリとしましたが、後続3人を打ち取り3-1で勝利!
グラスノーは、今季2勝目をマーク。
序盤は打線が沈黙していたものの、終盤にしっかり繋がって逆転し、まずはロッキーズとのシリーズで貴重な1勝をあげました。
🎯9月10日(日本時間)第2戦

先発:シーハン vs マルケス
ドジャー・スタジアム 観客44,126人
📝初回から主導権を握る展開に
スミスが怪我から6試合ぶりの出場だったこの日、先発シーハンは初回8球で3者凡退に打ち取る好スタートをみせます。
2回裏には、スミスが完全復帰をアピールするツーベースヒットでチャンスを作り、マンシーの犠牲フライで三塁へ。
さらにマルケスのワイルドピッチで貴重な先制点をもぎ取りました。
📝 大谷翔平がチャンスを作り、ベッツ&テオが魅せた!
3回裏には、2アウトから大谷翔平が四球を選ぶと、盗塁を決めて2アウト2塁。
ここで、ベッツが17号2ランを放ち3-1とリードを広げます。
シーハンは、4回まで46球のノーヒットピッチングの圧巻の内容。
さらに、4回裏にT.ヘルナンデスが22号ホームランを放ち、4-0とさらに点差を広げます。
5回裏にも、パヘスのヒットから大谷翔平がタイムリーで5-0。
シーハンも打線の援護に応えるように、5回まで1人の走者も許さないパーフェクト投球を続けます。
📝 シーハン好投で快勝!
5-0で迎えた6回表、ロッキーズ先頭バッターのキャロスにレフト前ヒットを打たれ、続くフェルナンデスの打球は、コンフォートとマンシーの間にポトリと落ちて連続ヒット。
フリーマンにタイムリーを打たれて1点を返されます。
しかし、続くモニアクをダブルプレイに打ち取って最少失点に食い止めました。
7回は、1四球の3三振。7回を93球 被安打3 奪三振9 与四死球1 失点と素晴らしいピッチングを見せてくれました。
この後は、リリーフ陣と打線に守ってもらいたいところですね。
8回裏には、フリーマンが20号ホームラン、T.ヘルナンデスがこの試合2本目となる23号ホームランを放ち7-1とシーハンの白星をしっかり援護します。
9回表、イェイツがグッドマンに30号ホームランを浴びますが反撃もここまで。
7-2で快勝!シーハンは6勝目、このカード2連勝でスイープ決めたいですね。
🎯9月11日(日本時間)第3戦

先発:スネル vs フリーランド
ドジャー・スタジアム 観客50,805人
📝 序盤から繋がる打線で大量リード
グラスノー、シーハンと好投をみせた先発陣に、スネルも是非続いてほしいと期待も膨らむ第3戦。
エドマンも負傷者リストから復帰し、ベストメンバーが揃い始めたドジャースは、2回裏に打線が一気につながります!
エドマンのサードゴロをキャロスがエラーで出塁すると、ロハスのヒットでノーアウト1.2塁。
ここで、パヘスのタイムリーツーベース、K.ヘルナンデスの犠牲フライで2-0。
大谷翔平もタイムリー、ベッツもタイムリーツーベースで、この回一挙4点を奪う集中打。
春先に見せていた快進撃のドジャースを思わせるような攻撃で、久しぶりに安心して見られる試合運びとなりました。
📝 スネルが圧巻の投球
試合開始直前にバッテリーを組むスミスが、先日の右手打撲の影響で急きょスタメンを外れたことで、初めてロートベットとバッテリーを組んで挑みました。
立ち上がりから、毎回三振を奪う素晴らしいピッチングで、
6回を投げて104球、被安打わずか2、奪三振は11。得点圏にランナーを進めたのは4回表の1度だけとロッキーズ打線に付け入るスキを与えませんでした。
📝 ベシアも吠えた&ベッツの満塁ホームランでダメ押し
2回以降、ロッキーズも追加点を与えず4-0のまま7回表にスネルからコペックに継投します。
コペックが、まさかの3者連続四球で満塁のピンチ…。
ここで負傷者リストから復帰したばかりのベシアがマウンドへ。
後続を三振に打ち取り、スタジアムは総立ち!
思わず「さすがベシア!おかえりなさい!」と言いたくなる頼もしい投球でした。
ピンチを凌いだ8回裏、今度はドジャースが先頭バッターのパヘスのヒット、ロートベットもヒットで1アウト1.2塁のチャンスに大谷翔平!
打球はレフトフライかと思われたのですが、捕手のフルフォードのミットにバットが当たって打撃妨害が宣告され、満塁のチャンスを迎えます。
ここで、調子が上がってきているベッツが18号満塁ホームラーーン!
T.ヘルナンデスも、2試合連続ダメ押しの24号ホームランを放ち、スタジアムは大盛り上がり!!
9回表、最後はバンダがしっかり抑えて9-0と完封勝利!
投打がガッチリかみ合った理想的な試合で、ロッキーズをスイープ。
嫌な流れを完全に断ち切り、チーム全体に勢いを取り戻す大きな1勝となりました。
大谷翔平の成績 VS ロッキーズ戦
打席:9/9 ①三振②三振③四球④右2
9/10 ①中飛②四球③右安④一ゴロ
9/11 ①中飛②右安③三直④四球⑤打妨
→ 5試合連続安打、16試合連続出塁と、チームも4連勝で好調ですね。
本塁打1位のシュワーバーに2本差のホームランも期待してしまいます。
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🍀イベント(ドジャー・スタジアム)
LAキングスナイト:9月9日(日本時間)
この日、LAキングスナイトのイベントでは、NHLのスター選手コリー・ペリーが始球式を務め、スタジアムを盛り上げました。
スペシャルイベントチケットパッケージを購入した人が受け取れる「LA キングスナイト ジャージ」が、当日スタジアムで特典としても渡されています。

グゥアテマラ・ヘリテージナイト:9月10日(日本時間)
グアテマラは中央アメリカにある国で、古代マヤ文明の遺跡やカラフルな民族衣装、そして世界的に有名なコーヒーの産地として知られています。
ロサンゼルスにも多くのグアテマラ系の人々が暮らしており、ドジャースが開催する「グアテマラ・ヘリテージナイト」は、そうした文化やコミュニティを祝う特別なイベントです。
スペシャルイベントチケットパッケージを購入した人が受け取れる「グアテマラ・ヘリテージナイト ジャージ」が、当日スタジアムで特典としても渡されています。

大谷翔平ボブルヘッド:9月11日(日本時間)
この日は、大谷翔平ピッチングバージョンのボブルヘッドが、来場者全員に配られました。
今年配られた大谷翔平ボブルヘッドは4種類
全部揃えた方は羨ましい!。私もいつか1つくらい貰いに行きたいな。