ドジャースは、パドレスとの首位争いの真っ只中で迎えたレッズとのホーム3連戦。
初戦はパヘスの2打席連続ホームランとシーハンの快投で快勝、第2戦はカーショーが安定感を見せてチームを勝利に導きました。
そして第3戦は、大谷翔平投手がボブルヘッドデーという特別な日に、749日ぶりに先発勝利をつかみスイープ!チームの勢いはさらに加速しています。
🎯2025年8月26日(日本時間)第1戦

先発:シーハン vs グリーン
📝序盤からシーハンを助ける外野の守備
初戦の相手は剛腕ハンター・グリーン、最速165キロの速球投手を攻略できるかが鍵となる試合。
2回表、ラックスがツーベースで得点圏にランナーを進めますが、スティアのレフトフェンスぎりぎりのフライをコンフォートがナイスキャッチ!
続くヘイズのライトへの難しいフライもT.ヘルナンデスが好プレーで処理し、流れを与えません。
シーハンは3回まで、ヒット1本5奪三振と好投、素晴らしい立ち上がりを見せます。
📝パヘスの2打席連続ホームランの活躍
均衡を破ったのはドジャース。3回表にパヘスが22号ソロホームランを放つと、
5回表に、コンフォートのツーベースからパヘスが2打席連続の23号2ランでリードを広げます。
剛腕グリーンから、2打席ともにスライダーを完璧なスイングでとらえました!
この日は、4打点に2得点と、まさに「パヘスさまさま」な日と言える試合でした。
📝投打が噛み合う理想的な勝利!
6回裏には、フリーマンのツーベースからスミスに四球を与えたところで、レッズはグリーンからバーローへ継投します。
しかし、T.ヘルナンデスにも四球でノーアウト満塁!
フリーランド、コンフォートが三振に倒れますがパヘスのショートゴロをデラクルーズがトンネルして追加点。ヘイズの悪送球もあり5-0。
シーハンは7回 90球 2安打無失点、10奪三振と完璧な投球を見せました。
7回裏には、ベッツが14号ホームランを
8回裏にもパヘスが犠牲フライで追加点を挙げるなど、攻守に躍動、7-0で快勝しシリーズ初戦をものにしています。
🎯2025年8月27日(日本時間)第2戦

先発:カーショー vs マルティネス
📝初回から点の取り合い
今シーズン、8勝2敗と負けないカーショーに期待がかかる第2戦。
試合は立ち上がりから動きました。カーショーは、初回スティアにツーベースヒットを許すと、デラクルーズのヒット、アンドゥハーのタイムリーで先制を許します。
しかしその裏、ベッツが四球で出塁するとフリーマンのツーベースヒットをレフトのヘイズが悪送球で同点に。
さらに4回には、T.ヘルナンデスとコンフォートの連打からK.ヘルナンデスが犠牲フライを放ち、逆転に成功します。
📝6回に一気に突き放す
6回には、打線が爆発!スミスの16号ソロで勢いづくと、
パヘスのツーベース、K.ヘルナンデスがヒット、代打ロハスのタイムリーツーベースで5-1に。
続く大谷翔平もタイムリーと畳みかけてこの回一挙4点の猛攻。
ドジャースらしい繋がる攻撃で、レッズ投手陣を攻略しました。
カーショーは5回を投げ切って、72球 被安打2 奪三振6 失点1 と役割を果たしベテランの安定感を見せて継投します。
📝リリーフ陣の踏ん張り快勝!
7回表に、カスペリアスが先頭バッターのアンドゥハーを四球で出し、ヘイズの11号2ランホームランを浴びますが、その後3者連続三振と打ち取り、8回表にはトライネンが、9回表にはスコットがしっかり締めて6-3で勝利!
カーショーは9勝目を挙げ、ベテランの存在感を見せつけてくれました。
📝キケが先発復帰で活躍
7月初旬に左肘痛のため負傷者リスト入りしていた、K.ヘルナンデスが今日先発で復帰しました。
4打数1安打に加え、勝ち越しとなる犠牲フライを放つなどチームの勝利にしっかり貢献。
ユーティリティプレーヤーとしての存在感が、これからの戦いで頼もしい追い風になってくれそうです。
🎯2025年8月28日(日本時間)第3戦
先発:大谷翔平 vs ロドロ

📝苦しい立ち上がりも踏ん張る
この日の先発は大谷翔平。序盤は制球に苦しみます。
2回表、先頭バッターのラックスを三振に打ち取りますが、スティアに四球を出すとワイルドピッチで2塁へ。
続くトレビノにも四球を出すと、またもワイルピッチとなり、1アウト2.3塁と暴投でピンチを招いてしまいます。
しかし後続を三振に打ち取り、見事に無失点で切り抜けました。
📝打線が援護!
3回表、マルテに11号ソロホームランを浴びて先制を許します。
しかし、4回裏に反撃開始!
先頭バッターの大谷自身のヒットから始まり、T.ヘルナンデス、パヘスの連打で満塁のチャンスに、
K.ヘルナンデスのタイムリーで逆転します。
ロハスが申告敬遠で、尚も2アウト満塁のチャンスにラッシングが2点タイムリーを放って一気に4得点!
大谷投手を援護する打線の奮起が光りました。
大谷投手も、援護に応えるように4回5回と三者凡退に打ち取り、
87球 被安打2 奪三振9 与四死球2 失点1 で、マウンドを降りました。
📝大谷翔平749日ぶりの白星
8回裏には、コンフォートが10号ホームランで5-1。3点差では心もとなかったなので、この1発はチームに取っても大きな1点になりました。
継投したブルペンも繋いで逃げ切り、最終的に5-1で勝利。
2023年8月以来、実に749日ぶりとなる勝ち投手に!
ボブルヘッドデーには、いつも何か期待させてくれる大谷選手。やっぱりやってくれましたね。
今カードをスイープし、チームはさらに勢いに乗っていってほしいです。
大谷翔平の成績 VS レッズ戦
打席:8/26 ①三飛②四球③一ゴロ②ニゴロ
8/27 ①三振②四球③左飛④右安⑤三振
8/28 ①左飛②右安③遊ゴロ④中直⑤左飛
→ ホームランは出ていませんが、毎試合しっかり出塁できていることが大切ですよね。
チャンスメイクや相手投手にプレッシャーを与える働きは、数字以上にチームに貢献していると思います。
投球:8/28 5回 87球 被安打2 奪三振9 与四死球2 失点1
→ 今季最長の5回を投げきり749日ぶりの勝ち投手に!どんどん調子を上げていく大谷投手のこれからが益々楽しみです。
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🟦ピックアップ(ラックスにワールドチャンピオンリング贈呈)
8月26日(日本時間)の試合前には、昨年までドジャースに所属していたレッズのギャビン・ラックス選手へのワールドチャンピオンリング贈呈式が行われました。
本塁付近にナインが集まり、ベッツからはゴールドのユニホーム、フリーマンからはリングが入った青い箱を受け取り、最後は仲間たちに囲まれて記念撮影。
懐かしい仲間との時間に笑顔をみせていました。ラックス選手好きだったので、レッズに行っても活躍してくれていて嬉しいです。
🍀イベント
8月26日(日本時間)BTS・Vがドジャース始球式に登場!
BTS(防弾少年団)のVが、ドジャースタジアムでのレッズ戦の試合前に始球式を務めました。
捕手は山本由伸投手。
ユニホーム姿で登場すると場内は大歓声に包まれ、BTSの楽曲「MIC Drop」が流れる中、笑顔で見事な投球を披露、その後は「It’s time for Dodger baseball!」の名フレーズを叫び、会場をさらに盛り上げていました。
Vが所属するBTSは、2026年春のカムバックを目指して、アルバムのリリースとともに大規模なワールドツアーを予定しているそうです。
ファンにはたまらない一夜となりましたね。
この日は、先着40,000名にベッツのワールドチャンピオンリングも配られています。
8/27日(日本時間)サルバドロンヘリテージナイト
ドジャースタジアムでは、この日「サルバドラン・ヘリテージナイト」が開催されました。
ヘリテージナイトとは、多民族国家アメリカならではのイベントで、異文化交流を目的に各球団で行われているものです。
今回の主役は、中米エルサルバドル。伝統的な料理やカラフルな民族衣装のパフォーマンスが披露され、スタジアムは華やかな雰囲気に包まれました。
スペシャルイベントチケットを購入した方には、記念のジャージも配布されており、観客はエルサルバドル文化に触れながら、野球と一緒に特別な一夜を楽しんでいました。
👇このイラストはドジャース公式ページの画像を参考に作成したものです

8月27日(日本時間)ウルトラマンが始球式に登場!
来年で60周年を迎えるウルトラマンシリーズとドジャースの特別コラボ企画が実現し、ドジャースタジアムにウルトラマンが上陸。
試合前の始球式には、ウルトラマンと宿敵バルタン星人が登場し、球場を大いに盛り上げます。
さらに、ウルトラマンシリーズを手がける円谷プロダクションを傘下に持つ「円谷フィールズホールディングス」の山本英俊代表取締役社長グループCEOが始球式に登場。
また、スタジアム内のセンターフィールドプラザでは、ウルトラマンと来場者の記念撮影会が行われ、観客は野球とともに人気ヒーローの世界観を楽しむ時間を過ごしました。
8月28日(日本時間)大谷翔平ボブルヘッドDAY
この日は、来場者全員に「大谷翔平50/50ボブルヘッド(ホームランver.」が配られました。
5月に配られた盗塁ver.と2つ揃うと50/50が完成しますね。
👇5月に配られた50/50ボブルヘッド(盗塁ver.)
9月11日(日本時間)には、大谷翔平投手ver.が配布されることが決まったようですよ。
全部ゲットできる方が本当に羨ましいーー