ドジャースは、ホームでの6連戦を4勝2敗で終え、敵地PNCパークでのパイレーツとの3連戦に挑みました。
初戦は大谷翔平のドジャース最速100本目となる46号ホームランで追い上げを見せたものの、投手陣の四球やリリーフの乱れが響き勝利には届かず。
続く2戦目、3戦目も打線がつながらず、好機を逃す場面が続いてしまいました。
首位争いが激しさを増す中での3連敗は大きな痛手で、チーム全体に修正が求められるシリーズとなりました。
🎯9月3日(日本時間)第1戦

先発:カーショー vs ムジンスキ
📝初回に4点ビハインドで苦しい立ち上がり
カーショーは、初回から先頭バッターのトリオロにツーベースを許すと、ゴンザレス、レイノルズに2人に連続四球でノーアウト満塁のピンチに。
続くファムとマカチェンにタイムリーを浴び、さらにカナリオの犠牲フライで一挙4点。
序盤から追いかける展開になり、負けないカーショーに暗雲が・・・
📝序盤に大谷翔平の46号も!同点に追いつく展開
しかし2回表には、スミス、T.ヘルナンデス連続ヒットにコンフォートの四球で今度はドジャースがノーアウト満塁のチャンスにパヘスがダブルプレイの間に1点を返します。
3回表には、パイレーツのルーキー、チャンドラーが登板して大谷翔平との初対決!
ここで、7試合ぶりの46号ホームラン!これが、ドジャース移籍して通算100号の記念ホームランとなりました。
この回、T.ヘルナンデスもタイムリーで1点差に詰め寄ります。
4回には、パヘスが24号ホームランを放ち同点に!
振り出しに戻す今日のドジャースは勢いがあるかー期待してしまいます。
📝終盤追い上げも届かず…
カーショーは初回4失点の後は立て直し、5回 82球 被安打4 奪三振3 与四死球4で降板。
しかし6回裏、継投したエンリケスがマカチェン、クルーズに四球を出すとデービスのタイムリーで勝ち越されてしまいます。
この後トライネンに継投しますが、トリオロに痛恨の2点タイムリーを浴びて4-7とリードを広げられてしまいます。
それでも7回にロハスのヒット、大谷のツーベースでチャンスをつくり、ベッツのショートゴロの間に1点を返すと、スミスのタイムリーで6-7と1点差まで迫る意地を見せました。
しかし、7回裏、8回裏にも得点され6-9に。
9回表、大谷翔平のタイムリーで1点を返しますが反撃もここまで…
ドジャースの投手陣が計8つの四球と、追いついても引き離される形で7-9の黒星スタートとなりました。
🎯9月4日(日本時間)第2戦

先発:シーハン vs アシュクラフト
📝序盤:先発のシーハンが2ホーマーで先制を許す
今日の先発は大谷翔平でしたが、前日からせきや鼻づまりなど、かぜのような症状があり試合前に先発を外れることに。
打つことはできるとDHで出場しました。体調は大丈夫なのか心配な中、先発はシーハンが務めました。
立ち上がりから粘って投げていましたが、初回にレイノルズへ15号ソロを浴び先制されます。
2回表には、フリーマンがヒット、T.ヘルナンデス、コールの連続四球でノーアウト満塁のチャンスに追加点取れず…
2回裏にもパイレーツは、マカチェンの13号ホームランで0-2とリードをジワジワ広げます。
この回、ファウルボールが右手に直撃したスミスが交代となるアクシデントが。
*試合後、スミスは右手打撲で、骨には異常はないが腫れが引ない為、次のオリオールズ戦が終わるまではスタメンから外れるとのこと。骨に異常が無かったことは一安心です。
3回表ドジャースは、スミスの代打でラッシングがヒットで出塁すると、フリーマン、T.ヘルナンデスの連続四球でまたも2アウトながら満塁のチャンスをつかみますが、得点に繋がらず。
流れを引き寄せることができません。
📝中盤:シーハン立ち直るもチャンスつかめず
3回以降、シーハンは立ち直りランナー出すも得点許さず、
4回2/3 84球 被安打5 奪三振6 与四死球2 失点2でカスペリアスに継投します。
失点もホームランの2本のみ、粘って投げきってくれました。
ドジャースは、5回表にも大谷翔平がツーベースを放ちチャンスを作り、ベッツも四球でノーアウト1・2塁のチャンスを迎えますが、ラッシングのライナーはレイノルズのファインプレーに阻まれ、1アウト。
フリーマンもダブルプレイで再三のチャンスを掴めません。
📝チャンスを活かせず完封負け
6回裏パイレーツは、N.ゴンザレス、クルーズの連続ヒットからバートのタイムリで0-3に。
リリーフ陣も粘りましたが、満塁のチャンスは2度、得点圏にランナーが4度のチャンスも無得点が痛かったです。
大谷選手も、体調不良ながら2安打と活躍も勝利つかめず…
流れは、ドジャースだっただけに、繋がらない打線に悔しさが残る試合でした。
🎯9月5日(日本時間)第3戦

先発:スネル vs スキーンズ
📝序盤:スネルは粘投もスキーンズ圧巻のピッチング
2連敗で迎えたパイレーツとの最終戦、スイープだけは絶対に避けたいところ。
スネルは、初回、2回と四球が絡み得点圏にランナーを出しながらも何とかピンチを凌いで無失点と粘りのピッチングを見せます。
パイレーツ先発のスキーンズは、10勝9敗ながらナ・リーグ1位の防御率2.05。
初回から、先頭バッターの大谷翔平を三振に打ち取ります。
スキーンズ攻略が課題の今日の試合ですが、2回表にフリーマンのヒット、T.ヘルナンデス、コールと連続四球でノーアウト満塁のチャンスが巡ってきます。
しかし、後続を見事に打ち取られてしまいました。
3回表にもラッシングのツーベースに、大谷翔平の四球でアウトながら1.2塁のチャンスも繋がらず。連日、ドジャースは流れをつかむことができません。
📝中盤:一挙に4失点
スネルは、3回にレイノルズのヒットから、ファムの打席でワイルドピッチが2度続き、ノーアウトでランナーは3塁へ。ここでファムがタイムリ―を放ち先制を許すと
5回裏には、トリオロ、N.ゴンザレスのヒットにレイノルズのタイムリー。
更には、マカチェンを申告敬遠で満塁にすると、メジャー昇格したばかりのヨークにタイムリー、カナリオにもタイムリーと、パイレーツは打線が繋がり一気に4点を奪い0-5。
勢いも、流れもパイレーツに向いていると感じざるを得ません。
ドジャースは、6回までスキーンズに対してヒット2本と完全に抑え込まれてしまいます。
📝9回に反撃もあと一歩届かず
終盤は両チーム無得点で進み、残すところは9回のみ。
このまま2試合連続完封負けになってしまうのか…
嫌な流れでしたが、9回表にベッツの15号ホームランで完封負けを逃れると、
T.ヘルナンデス、コンフォートの連続ヒットでチャンスを広げ、パヘス、ロハスのタイムリーで更に2点を返します。
粘りを見せましたが、ここまで。3-5で敗戦。反撃が少し遅すぎましたね。
スキーンズは10勝目、防御率も驚異の1.98に。強敵に押し切られ、結局このカードは3連敗という悔しい結果となりました。
最後の粘りが、是非とも明日に繋がることを期待したいです。
大谷翔平の成績 VS パイレーツ戦
打席:9/3 ①左飛②右本③遊ゴロ④左2⑤左2
9/4 ①三振②遊飛③中2④三安⑤三振
9/5 ①三振②四球③三振④ニ飛
→ 初戦には46号、第2戦も2安打と体調不良ながらも活躍を見せてくれましたが、チームが勝つことは無く…苦しい試合が続いていますね。何とか大谷選手の投打が突破口になってくれたら良いと願うばかりです。
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