ナ・リーグ西地区の首位を争うパドレスとの今季最後の3連戦。
舞台は満員のペトコ・パーク。ドジャースは初戦をダルビッシュ投手に3安打に抑え込まれ惜敗、2戦目も打線が振るわず連敗スタート。
苦しい流れの中、最終戦は山本由伸投手が粘り強い投球で11勝目を挙げ、大谷翔平選手が45号ホームランを放つなど意地の1勝をもぎ取りました。
1勝2敗に終わりましたが、最終戦を快勝し次に繋がる勝利で締めくくっています。
🎯8月23日(日本時間)第1戦

先発:スネル vs ダルビッシュ有
📝フリーランドがメジャー初HRで先制!
初戦の先発はスネル。ドジャースは3回表、フリーランドがメジャー初ホームランを放ち先制します!
ルーキーの一発にベンチも盛り上がりました。
📝ダルビッシュの快投に、打線沈黙…
しかし4回裏、タティスJr.の四球からアラエスの送りバントで走者を進められ、マチャドのタイムリーで同点に。さらにボガーツの犠牲フライもあり逆転されてしまいます。
ドジャース打線は、ダルビッシュ投手の緩急自在の投球に封じ込まれ、6回までフリーランドのホームランの1本のみ・・・
ダルビッシュ投手は、6回 74球 被安打1 奪三振5 与四死球2 失点1の完璧なピッチングで最強ブルペンに継投します。
スネルも、7回 97球 被安打6 奪三振5 与四死球2 失点2 と粘投しますが援護に恵まれません。
📝終盤のチャンスもあと一歩
8回表、コンフォートが四球、代走のディーンの盗塁、フリーランドの四球で1アウト1.2塁のチャンスも、ラッシングがダブルプレイに…
1-2で迎えた最終回にも、ベッツ、フリーマンのヒットで2アウト1・3塁と一打逆転の場面を作りましたが、最後T.ヘルナンデスは三振で、あと1歩及ばず…
首位争いは同率に並ぶ苦しいスタートとなりました。
🎯8月24日(日本時間)第2戦

先発:グラスノー vs コルテス
📝先発グラスノーが制球に苦しむ
3回表までは、両投手三者凡退の好投が続きます。
しかし先発のグラスノーが、3回裏から四球が増え始め、4回にはマチャドに四球、オハーンが両チーム初ヒットで出塁すると、ボガーツ四球でノーアウト満塁のピンチに。
ここで、ローレアーノが2点タイムリーで先制。クロネンワースの犠牲フライでさらに追加点で、この回3点を失います。
グラスノーは、4回 83球 被安打2 奪三振4 失点3 で降板しますが、序盤から苦しい試合展開を迎えます。
📝打線はノーヒットのまま…
ドジャース打線は、パドレス先発コルテスを打ち崩せず、5回までノーヒット。
6回にロハスのヒットが出るも後続が続かず、得点につながりません。
この日唯一光っていたのは、8回表、コールの代打でフリーランドが2試合連続2号ホームランで1点を返した場面でした。
📝歴史的な貧打に沈む…
しかし直後の8回裏、6回から継投していたロブレスキーが、タティスJrに四球、マチャドを敬遠するとボガーツのタイムリーツーベースでダメ押しの追加点を許して1-5となり敗戦。
結果、昨日・今日と2試合連続で先発投手に6回以上1安打以下に抑え込まれるという、1958年にLAに本拠地を移して以来の実に68年ぶりの屈辱的な記録に。
大谷翔平選手も4打席凡退に終わり、重苦しい空気が漂う試合となりました。
🎯8月25日(日本時間)第3戦

先発:山本由伸 vs ピベッタ
📝初回に先制も逆転される
先発は山本由伸。何としてもスイープだけは避けたい第3戦。
初回、パドレスの先発投手ピベッタの制球が定まらず、大谷翔平が四球で出塁すると、ベッツのヒットフリーマンの四球で、ノーアウト満塁からT.ヘルナンデスの犠牲フライで先制します。
尚も、1アウト1.3塁のチャンスでしたが後続繋がらず。もっと点を取りたい場面でしたが1点止まり。その後、3回裏クロネンワースのヒットからディアスの6号2ランホームランで逆転されてしまいます。
📝中盤:フリーマン連続HR&ラッシングの一発!
今日のドジャースはこのままでは終わりません。
6回表には、フリーマンの17号ホームランで同点とすると、7回表には、エストラダからパヘスがヒットコンフォート四球から、ラッシングの3号3ランホームランで5-2に。
尚も、ベッツがヒット。ここでパドレスはエストラダからペラルタへ継投しますが、フリーマン2打席連続の18号2ランホームランで、この回一挙5点を奪って逆転します!
山本投手は、6回 92球 被安打4 奪三振6 与四死球2 失点2 の好投で11勝目の権利を持って降板しました。これは、何としても勝ち投手にしてほしい!
📝大谷翔平が45号ホームランでダメ押し!
7回以降、山本投手から継投したドレイヤー→トライネン→スコットとパドレス打線に得点を与えず。
9回表に登板した松井裕樹投手から、大谷翔平が45号ホームランでダメ押し!
久々の一発に笑顔ものぞき、ナ・リーグ本塁打トップに並びました。
最後はイェイツが3人で締めて8-2で快勝!
スイープは免れ、嫌な流れを断ち切る価値ある勝利となりました。
山本投手は11勝目、大谷選手も45号と日本人選手の活躍も嬉しいですね。
結果、1勝2敗。レギュラーシーズンを9勝4敗と勝ち越しました。
ナ・リーグ西地区首位はドジャース、2位パドレスとのゲーム差1。
残り試合31試合で、マジック31が点灯しています。
最終戦は勝利で終えたものの、パドレスとの首位争いは依然として激しく、簡単には抜け出せない状況です。
シーズン終盤に向けて、これからの一戦一戦がますます重要になってきますね。
大谷翔平の成績 VS パドレス戦
打席:8/23 ①一ゴロ②右直③四球④中飛
8/24 ①三振②右直③中飛④右飛
8/25 ①四球②三振③中飛④三振⑤右中本
→ 8月に入って、19試合連続出塁が続いていましたが24日にストップ。
パドレス戦では苦しみましたが、最終戦(25日)で45号ホームランを放ってくれチームに勢いをつけてくれました。
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