ドジャースvsDバックス3連戦まとめ|悔しい連敗から最終戦はサヨナラ勝ち|2025年8月30日~9月1日

8月最後のカードは、現在ナ・リーグ西地4位のDバックスとの3連戦。

ナ・リーグ西地区首位のドジャースは、2位パドレスとのゲーム差2でマジック26が点灯しています。

パドレスとの首位争いが白熱する中で、Dバックス戦は何としても勝ちたいところ。

初戦は打線が沈黙し、完封負けという悔しい結果になりました。

2戦目もチャンスを活かせず連敗となりましたが、3戦目は山本由伸投手の力投とスミスの劇的サヨナラホームランで意地の1勝!

喜怒哀楽が詰まった3連戦で、改めて「1試合の重み」を感じさせられるシリーズとなりました。

🎯2025年8月30日(日本時間)第1戦

先発:スネル vs ゲーレン

📝ゲーレンに沈黙、打線がつながらず

序盤から両チームともにランナーを出せず、静かな立ち上がりとなります。

3回まで両チーム合わせてヒット1本。

4回表に、キャロルのライトライナーをT.ヘルナンデスがファインプレーでスネルを助けます。

しかし、グリエルがヒットで出塁すると、アレクサンダーに7号2ランホームランを浴び、先制を許してしまいました。

ドジャース、4回まで大谷翔平のヒット1本。7奪三振でゲーレンに完全に抑えられています。

📝スネル粘投も援護できず

6回表、キャロルのツーベースからモレノのタイムリーで追加点を許すと、ここでスネルからカスペリアスへ継投します。

スネルは5回1/3 86球 被安打4 奪三振8 与四死球3 失点3で降板となりました。

6回裏、2アウトからベッツのツーベース、フリーマン四球でチャンスを作るも、最後はスミスが打ち取られてチャンスを繋ぐことができません。

📝リリーフ陣粘るも完封負け

6回途中からカスペリアス、7回はバンダ、8回イェイツ、9回はドレイヤーと無失点で繋ぎますが、打線の方は繋がらず・・・

最後まで得点圏に走者を進めたのは1回のみ。

Dバックスのエース、ゲーレンに抑えられ、0-3で完封負けとなりました。

🎯8月31日(日本時間)第2戦

先発:グラスノー vs ロドリゲス

📝グラスノー圧巻の投球

昨日の完封負けを何とかリベンジしたい第2戦。

ドジャース先発グラスノーは、初回に親指を切るアクシデントがありながらも、4回までノーヒットに抑える力投を見せます。

打線に援護してもらいたいところですが、ドジャースも4回まで毎回ランナーを出すも無得点。

📝中盤:5回先制のチャンスもキケ、スライディングせず本塁アウトに…

5回裏、K.ヘルナンデスのヒット、とロハスのツーベースで1アウト2・3塁のチャンスに、大谷翔平の犠牲フライでホームを狙ったK.ヘルナンデスでしたが、レフトのグリエルの好返球に惜しくもアウト。

判定はチャレンジでも覆りませんでした。

スライディングしなかったことに疑問を感じていましたが

試合後、K.ヘルナンデスは「送球方向にいたベッツがスライディングの指示を出していたが、僕の位置からは見えなかった。セーフだと思って走った」と説明。「もし決まっていたら流れが変わっていたかもしれない」と悔しさをにじませました。

4回以降は、毎回ノーアウトで得点圏にランナーを進めるも後続が繋がらず得点できません。

チャンスをものにできない流れが続きます。

📝終盤にたたみかけられ・・・

7回表、先頭バッターキャロルが8号HRで先制すると、尚もグリエル、アレクサンダーの連続ツーベースでノーアウト2.3塁に。

モレノの犠牲フライで追加点、更にパヘスの悪送球で3点目が入ってしまいます。

グラスノーは、7回を投げきり100球 被安打4 奪三振6 与四死球1 失点3。
6回までヒット1本の好投でした。打線の援護が無かったのが残念です。

7回裏に、コールのヒット、大谷翔平四球からベッツがタイムリーで1点を返します。尚も2アウト1.3塁のチャンスに打線繋がらず…

9回表、エンリケスから継投したイェイツでしたが、バルガスの2号3ランホームランで1-6とされダメ押し。

ドジャース、今日の試合でもDバックスに押される試合展開で、2連敗となりました。

🎯9月1日(日本時間)第3戦

先発:山本由伸 vs ファット

📝山本由伸、圧巻のピッチング

2連敗のドジャース、今日は絶対負けられない第3戦。

先発は今季26試合目の山本由伸。

この26試合中13試合での援護点は1点以下で、ナ・リーグワースト2位。今日は援護してほしい。

山本投手は、初回三者凡退で抑えると、その裏大谷翔平、ベッツと連続ヒットにフリーマンのタイムリーツーベースで先制。

続くパヘスのショートゴロの間にも追加点とリードを広げます。

3回まで、山本投手もランナーを1人も出さない好投を見せますが、4回表デルカスティーヨのタイムリーで、Dバックスも1点を返し2-1。

📝中盤にも、追加点でドジャースの流れに

4回裏にもコンフォートが四球、フリーランドのヒットからロハスのタイムリーで追加点を奪うと

5回裏にも、ベッツのヒットからフリーマンのショートゴロの間に進塁すると、パヘスのタイムリーで4-1とリードを広げます。

山本投手は、7回を投げきり

98球 被安打4 奪三振10 与四死球0 失点1の完璧なピッチング!何としても勝利投手にしてほしい。
このままリリーフ陣が、あと2回守り切ってくれたら。

📝まさかの同点から、サヨナラホームラン!

しかし8回表、山本由伸から継投したスコットが、2アウトからキャロルの29号3ランホームランを浴びてしまい、試合は振り出しに。

まさかの山本投手の12勝目が消えてしまいました…

嫌な流れのまま迎えた9回裏、代打スミスが17号サヨナラホームランを放ち試合終了!

球場は大歓声、テレビの前の私も思わず拍手。

山本投手の力投が報われ、シリーズをスイープされずに1勝2敗で終えることができました。

大谷翔平の成績 VS Dバックス戦

打席:8/30 ①四球②一安③三邪飛④遊ゴロ
   8/31 ①二ゴロ②三振③左飛④四球
   9/1 ①右安②三振③右直④左飛
→ 3戦目、大谷選手が先頭バッターで口火を切って先制点に結びついた試合が印象的でした。

全試合日程はこちら👇
📅 2025年 試合日程一覧はこちら

🟦ピックアップ(J.ヘイワード)

8月30日(日本時間)、この日の試合前に、昨季のチームメート、ジェイソン・ヘイワードへのワールドチャンピオンリング授与式が行われました。

大谷翔平投手、フリーマンやベッツらともハグを交わして記念撮影。
懐かしい姿が見れて嬉しいですね。

今季はパドレスと契約していましたが、6月に戦力外通告を受けていました。

🍀イベントまとめ

この3連戦も、ドジャースらしい多彩なイベントがスタジアムを彩りました。

ネイティブアメリカン・アプリシエーションキャップ配布

多民族国家アメリカならではの文化交流イベントとして、ネイティブアメリカンを称える特別キャップが来場者に配られました。

キケ・ヘルナンデスのボブルヘッドデー

9月1日(日本時間)は、K.ヘルナンデスのボブルヘッドが40,000人に配布され、スタンドは大盛り上がり。

さらに、K.ヘルナンデスの娘さんが始球式を務め、家族ぐるみでファンを喜ばせてくれました。

タイトルとURLをコピーしました