ドジャー・スタジアムで迎えたナ・リーグ西地区の首位攻防戦。
8月に入り、ドジャースは5勝7敗、パドレス9勝3敗と、勢いではパドレスが優勢に見えた3連戦。
現在、パドレスが首位、ドジャースとのゲーム差は1。
ドジャースはカーショー、スネル、そしてグラスノーの先発で臨みました。
初戦をカーショーがを締めて勝利すると、2戦目はスネルの快投と打線の効率的な得点で連勝。
最終戦はグラスノーが粘り、ベッツの勝ち越しホームランで見事にスイープ!大事な直接対決を3連勝で制し、パドレスとのゲーム差を2に広げて首位に立ちました。
7月から8月にかけての両チームの勝率
日付(日本時間) | ドジャース | パドレス | ゲーム差 |
7月4日終了時 | 56-32 1位🥇 | 46-40 2位🥈 | 9.0 |
7月13日終了時 | 57-39 1位🥇 | 52-43 2位🥈 | 4.5 |
8月15日終了時 | 68-3 2位🥈 | 69-52 1位🥇 | 1.0 |
🎯8月16日(日本時間)第1戦

先発:カーショー vs ペラルタ
📝カーショーがテンポよく試合を作る
カーショーは、初回三者凡退と順調な立ち上がりを見せます。
2回にボガーツ、メリル2人をアウトに打ち取った後、ローレアーノに18号ホームランを浴びて先制されますが、後続をきっちり抑え、3回以降は安定感ある投球を披露。
6回まで76球 被安打2 奪三振3 与四死球1 失点1 と三者凡退を続け、ベテランらしいテンポで試合を引き締めました。
📝チャンスをものにして逆転!
3回裏、コンフォート、フリーランドのヒットから、ロハスのバントをマチャドが取れずノーアウト満塁に。
ここで大谷翔平がセカンドゴロの間に同点!ベッツの犠牲フライで逆転します。
その後、大谷選手盗塁失敗…残念でした。
📝テオの一発と継投で逃げ切りー
7回裏、テオが19号ソロを放ち追加点!続くパヘスに四球を与えたところで、パドレスは松井裕樹投手を投入します。
ドジャースは、代打コールが四球を選び、ダブルスチールでさらにチャンスを広げ2アウト2.3塁としますが、ロハスはショートゴロ…。
ここで追加点をもっと取りたいところでした。
8回表、カスペリアスから継投したベシアへでしたが、イグレシアス、クロネンワースと連続死球。タティスjrにも四球で、1アウト満塁。
アラエスの犠牲フライで1点差に…ここでトライネンに継投。マチャドを打ち取り追加点は許さず。
ここがヒヤヒヤしました。ドジャースのブルペンの心配なところです。最後はドレイヤーが抑え、3-2で接戦を制覇。カーショーは今季7勝目を挙げ、パドレスとは同率首位になりました。
🎯8月17日(日本時間)第2戦

先発:スネル vs シース
📝序盤:四球でチャンスを広げ一気に先制
ドジャース先発スネルは、先頭バッターのタティスJr、アラエス、マチャドとヒットを許しますが、タティスjr、マチャド共に、スミスの素晴らしい送球で盗塁阻止。
初回から攻めに出ましたが得点に繋がらず、スネルもスミスに救われた立ち上がりとなりました。
パドレス先発シースは、初回から制球が定まらず、大谷翔平、ベッツ、スミスと3者連続の四球でノーアウト満塁に。
ここで、フリーマンがきっちり犠牲フライで先制し、さらにはコンフォートの2点タイムリーで3点を奪います。ヒットは1本ながら、シースの制球難をしっかり突いた攻撃でした。
📝スネルの奮投に追加点も
2回裏にも、大谷翔平、スミスの四球からフリーマンのセンターフライをメリルが落として、2点が入り5-0とリードを広げます。
スネルは、初回から走者を背負うも要所で三振を奪い、6回96球・被安打5・無失点と安定したピッチングでエンリケスへ継投します。
スミスは2回表にもボガーツの盗塁を阻止。守備からも援護を受けましたね。
📝テオの20号でダメ押し
5回裏には、T.ヘルナンデスが2試合連続の20号ソロホームランを放ち6点目を。
ブルペン陣もしっかり無失点でつなぎ、6-0で快勝。序盤に相手のミスを逃さずリードを広げ、そのまま守り切る理想的な試合でした。
これでナ・リーグ西地区首位はドジャースへ。ゲーム差1とします。
明日はスイープしたいところ。
🎯8月18日(日本時間)第3戦

先発:グラスノー vs ダルビッシュ有
📝初回から打線爆発で4点先制
1回裏、パドレス先発はダルビッシュ有でしたが、大谷翔平のヒット、ベッツ四球からフリーマンの15号3ランで一気に先制!
さらにパヘスの20号ホームランも飛び出し、初回から4-0と勢いに乗ります。
ドジャース先発グラスノーも、2回まで4奪三振と四球を与えず好投。
📝中盤:粘られながらも最少失点で踏ん張る
3回表にタティスJrのタイムリーで1点、5回表にはローレアーノの19号ソロで2点差に。
グラスノーは、5回まで91球 被安打6 奪三振8 与四死球1でバンダへ継投します。
6回表にも、バンダからオハーンがタイムリーを放ち1点を返され4-3と迫られ、カスペリアスへ継投。
ローレアーノに死球を与えて1アウト1.2塁としますが、後続を打ち取り流れを渡しません。
カスペリアスは、これまで24人のランナーを引き継いで、1人もホームへ返していないとは頼れるリリーフですね。
📝ベッツの一発で勝ち越し!
8回表から登板していたディアスが、ボガーツに死球、ローレアーノにツーベースを与え1アウト2.3塁で、イグレシアスがショートゴロの間に、同点に追いつかれてしまいます。
嫌な空気が漂う中、8回裏にベッツが13号ソロホームランを放ち勝ち越し!
9回表、ベシアが力強い投球で3人で抑えて5-4で勝利!見事にパドレスに3連勝し、西地区単独首位でゲーム差2としました。
いつも、終盤に同点に追いつかれると防御率が心配なドジャースは勝ちきれないことが多かったのですが、今回はベッツが勝ち越し点を取ってくれ、ブルペンも抑えきってくれました。
このまま連勝していってほしいです。
大谷翔平の成績 VS パドレス戦
打席:8/16 ①中直②ニゴロ③四球④三振
8/17 ①四球②四球③中安④一邪飛
8/18 ①右安②左飛③三振④中飛
→ 8月に入ってからの連続安打は12試合でストップしてしまいましたが、四球で出塁しチャンスを作ってチームの3連勝に貢献してくれました。そろそろホームランも期待したいですね。
🟦プレイヤーズ・ウィークエンド(8月16~18日)日本時間
Players’ Weekend(プレイヤーズ・ウィークエンド)は、選手たちが普段の試合とは違う自分らしさを表現できる特別なイベントです。
カラフルで個性的なバットやスパイクを使用したり、自分の想いを込めたアイテムを身に付けて、ファンにより身近に感じてもらうことを目的としています。
今年も3日間にわたって開催され、最終日にはリトルリーグ・クラシック(SEA vs NYM)が行われます。SNSや放送でも、選手たちのユニークなスタイルが紹介されていました。
ドジャースのフリーマンは息子さん3人の名前入りバットや、パヘスは鉛筆柄のバットで、先端は消しゴムのデザインになっていましたよ。
選手同士の交流もあったり、カラフルなバットやスパイクは、見ていて楽しくなりますね。
🍀イベント(ドジャー・スタジアム)
鬼滅の刃コラボキャップ:8月16日(日本時間)
この日、事前告知されていた「鬼滅の刃」とのコラボキャップが40,000人に配られました。
夜にはドローンショーまであって、現地で観戦できた方が本当にうらやましい夜でした。
トライネンのボブルヘッドDAY:8月17日(日本時間)
トライネンのボブルヘッドが先着40,000名に配られました。
👇トライネンは左側
【右上がグラスノー(9月19日配布)、右下がジョー・デービス(9月20日配布)】
始球式には、トライネンのお子さんが登場し、マウンドからしっかりと投球。
さらに試合開始前には、家族で「プレイボール!」の掛け声も任され、球場全体が温かい雰囲気に包まれました。ご家族と一緒に迎えたボブルヘッドナイトは、本当に特別な記念日になりましたね。
ミリタリーナイトも同日に開催!
8月17日(日本時間)、ドジャースタジアムで軍人や退役軍人への敬意を表すミリタリー・ナイトも行われました。
チケットパッケージには「2025年限定ミリタリー・アプリシエーション・ナイト帽子」が配られて、2つの特典をもらえた方もいたようです。
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