2026年 MLB新監督まとめ|交代のあったチームと全30球団の監督一覧【最新版】

2025年シーズンが終わり、MLBは監督の入れ替えが多いオフとなりました。

この記事では、2026年に新監督が決まったチームを中心に、全30球団の監督一覧をまとめて確認できるようにしました。
ニュースを追いきれなかった方でも、この記事ひとつで流れがつかめるようにしています。

まずは全チームの監督一覧を整理し、そのあとで新監督に決まった球団を詳しく紹介していきます。

2026年MLB監督一覧:11月15日(日本時間)現在

ア・リーグ

2026年のア・リーグでは、全15球団のうち4球団で監督が新しくなりました。

チーム 地区 監督 備考
オリオールズ 東地区 C.アルバーナス ★新監督
Rソックス 東地区 A.コーラ:6年目 続投
ヤンキース 東地区 A.ブーン:9年目 続投
レイズ 東地区 K.キャッシュ:12年目 続投
ブルージェイズ 東地区 J.シュナイダー:5年目 続投
Wソックス 中地区 W.ベナブル:2年目 続投
ガーディアンズ 中地区 S.ボート:3年目 続投
タイガース 中地区 A.ヒンチ:6年目 続投
ロイヤルズ 中地区 M.クアトラロ:4年目 続投
ツインズ 中地区 D.シェルトン ★新監督
アストロズ 西地区 J.エスポーダ:3年目 続投
エンゼルス 西地区 K.スズキ ★新監督
アスレチックス 西地区 M.コッツェイ:5年目 続投
マリナーズ 西地区 D.ウィルソン:3年目 続投
レンジャーズ 西地区 S.シューマッカー ★新監督

ナ・リーグ

ナ・リーグはア・リーグ以上に動きが大きく、15球団中6球団が新監督へと入れ替わっています。

チーム 地区 監督 備考
ブレーブス 東地区 W.ワイス ★新監督
マーリンズ 東地区 C.マッカロー:2年目 続投
メッツ 東地区 C.メンドーサ:3年目 続投
フィリーズ 東地区 R.トンプソン:5年目 続投
ナショナルズ 東地区 B.ビュテラ ★新監督
カブス 中地区 C.カウンセル:3年目 続投
レッズ 中地区 T.フランコーナ:2年目 続投
ブリュワーズ 中地区 P.マーフィー:3年目 続投
パイレーツ 中地区 D.ケリー ★新監督(正式就任)
カージナルス 中地区 O.マーモル:5年目 続投
Dバックス 西地区 T.ロブロ:10年目 続投
ロッキーズ 西地区 未定
ドジャース 西地区 D.ロバーツ:11年目 続投
パドレス 西地区 C.スタメン ★新監督
ジャイアンツ 西地区 T.ビテロ ★新監督

ア・リーグ新監督

オリオールズ:C.アルバーナス新監督

現役時代はメジャー経験がなく、マイナーで捕手としてプレーしていたアルバーナス氏。
引退後は指導者の道に進み、今季はガーディアンズで監督補佐を務めました。
42歳という若さでの就任で、勢いのあるオリオールズをさらに伸ばせるか期待が集まっています。

ツインズ:D.シェルトン新監督

今季途中までパイレーツを率いていたシェルトン氏が、古巣ツインズに7年ぶりに復帰。
チームは2年連続でプレーオフを逃し、雰囲気を変えたいタイミングでした。
シェルトン氏は18〜19年にツインズでベンチコーチを務めており、
チームの“現在地”をよく知る人物として再建を託された形 です。

エンゼルス:K.スズキ新監督

元メジャー捕手のカート・キヨシ・スズキ氏が、エンゼルスの新監督に就任。
現役16年のキャリアのうち、2021〜22年はエンゼルスでもプレーしており、引退後はミナシアンGMの特別補佐として現場を支えてきました。

指導者経験はありませんが、人柄とリーダーシップが評価されての抜擢
長く低迷が続くエンゼルスで、まずはチームの土台づくりに挑むことになります。

レンジャーズ:S.シューマッカー新監督

2023年にマーリンズをポストシーズンへ導き、自身も年間最優秀監督賞を受賞したシューマッカー氏。
昨オフは複数球団の監督候補に名前が挙がるなど、評価の高い指揮官です。

レンジャーズではフロント入りしていましたが、2026年シーズンから現場に戻り、再び監督として挑戦 することになりました。

ナ・リーグ新監督

ブレーブス:W.ワイス新監督

アスレチックス(1989年)とブレーブス(2021年)で2度の世界一を経験したワイス氏。
ロッキーズ監督を経て、ここ8年間はスニッカー前監督の下でベンチコーチを務めてきました。

選手との信頼関係も厚く、内部昇格型の安定感を評価されての就任です。

ナショナルズ:B.ビュテラ新監督

33歳での監督就任は、1972年のツインズ・クイリーチ監督以来の最年少。
レイズ傘下で指導者として経験を積んできた若い監督です。

選手としては、マイナーで3年プレー後に指導者へ転向し、育成力も含めて期待される 若き再建監督 となります。

パイレーツ:D.ケリー新監督

今季序盤12勝26敗でシェルトン監督が解任され、暫定監督を務めていたケリー氏が正式就任。
もともとベンチコーチとして選手との距離も近く、チームに自然に入り込める指揮官 としての評価が高い人物です。

パドレス:C.スタメン新監督

2017〜2022年にパドレスのブルペンを支えた投手スタメン氏。
肩の故障で2023年に現役を退き、その後はパドレスのフロント入り、メジャー部門・野球運営部門で経験を積んできました。

球団OB×フロント経験者 という異色の新監督で、再びベンチに戻る2026年は挑戦の一年になりそうです。

ジャイアンツ:T.ビテロ新監督

強豪テネシー大学を率いてきたビテロ氏が、プロでは初となる監督挑戦へ。
大学野球監督から直接MLB監督に就くのは史上初という異例の抜擢です。

豊富な育成経験が評価され、若い選手の多いジャイアンツに新風を吹き込む存在として期待されています。

ロッキーズ(監督未定):GM交代で編成刷新が進行中

今季終了後、長く編成を担ってきたビル・シュミットGMが退任し、後任にはデータ分析を重視したチームづくりで知られるポール・デポデスタ氏が新GMとして就任しました。
現在はフロント体制の立て直しを優先しており、新GMのもとで新監督を選ぶ作業が進んでいる段階。
新監督の決定は後日となる見込みで、発表され次第こちらに追記します。

まとめ:2026年シーズンに向けて

来季に向けて監督人事がほぼ揃い、各球団の準備も進んできました。
新しくチームを率いる監督と、これまでチームを支えてきた監督たちが、それぞれどんな戦い方を見せるのか──。
来シーズンが楽しみになってきました。

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